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ストップ! 農作業事故
平成29年5月10日

農業機械のここが危ない!トラクター編

 1年間に日本で発生している農作業死亡事故約350件のうち、30%超が乗用トラクターに関わる事例です。トラクターに関わる死亡事故の中で最も多いのが、トラクターの転落・転倒に伴うもので約80%、他に、挟まれ、ひかれ、機械からの転落、回転部などへの巻き込まれ、他車との衝突などです。
 トラクターは構造上、重心が高くなっており、急ハンドルを切ったり、片ブレーキのまま走行して急ブレーキ操作をし、左右のバランスが崩れると横転します。また、斜面を移動中に、後輪への抵抗が大きくなったときにエンジン回転を急に上げたり、急発進しようとすると、後車軸を旋回中心として、前輪が持ち上がり後方転倒します。p32_04nousagyou_4c
 転倒しないトラクターが開発されればよいのですが、転倒しないトラクターでも転落しないようにすることは不可能です。そこで、事後安全装置として開発され、各国で活用されているのが、安全キャブ・安全フレーム(ROPS)です。最近では、作業環境改善と、事故時に車外への飛び出しを防ぐため安全キャブが大半になっていますが、使用条件によっては、可倒式の2柱式フレームも活用されています(フレームを倒す必要がない場所では必ず立てて使いましょう)。ROPSを装着することによって、転倒事故は減少しませんが、死亡・大けがになるようなことは減少できます。未装着で経年数の高いトラクターを使っている方は、早めに装着車に更新しましょう。
 片ブレーキによる事故も後を絶ちません。圃(ほ)場内では旋回を容易にするために使用しますが、退出するときには必ず再連結を確認しましょう。点検などで作業機の下に入ったり、トラクターと作業機の間に入ったりする場合は、油圧ロックを忘れずしてください。PTOドライブシャフトの装着や点検でも、落下させたり、タオルや首に下げた携帯電話がシャフトに巻き込まれる事故も多発しています。

 

人間工学専門家●石川文武

『JA広報通信』より引用

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