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上手に育てておいしく食べようズッキーニ
平成29年4月11日

ズッキーニはカボチャの仲間ペポ種の一つ。節間が短縮されつるとして伸びないので「つるなしカボチャ」とも呼ばれます。「サマースカッシュ」の別名もあります。
 日本へは50余年前に導入されましたが、当時は食習慣になじまず、利用は伸びませんでしたが、さまざまな洋風料理に向くことが分かり、近年人気が高まってきました。p23_03saien_4c
 主力はキュウリのように長形で緑色でしたが、近頃は図のように黄色や球形など、色、形の異なる新品種も種々出回るようになり、需要を大きく伸ばしてきました。
 種のまきどきは4月中旬~5月上旬です。カボチャに準じて3~3・5号のポリ鉢に2~3粒まきとし、育つにつれて1本立てにし、本葉4~5枚に育てて畑に植え出します。
 茎は短縮され、葉は大型で株元付近が込み合った状態に育つので、元肥の窒素成分は控えめに施し、株間60cm、畝間180cmと広めに植えましょう。また、葉が込み合いがちなので多湿を嫌います。畑は排水の良い所を選び、畝を高めに作り、ポリマルチをすることが大切です。
 葉が大きく、葉柄は太くて中空なので、風に振り回されたり反転しやすく、その傷口から病原菌が入る場合が多いので、図のように短い支柱を株元に、茎を挟むよう交差させて立て、ひもで結んで固定します。
 生育が旺盛になり葉が込み合うようになってきたら、株元付近の葉を1~2枚ずつ、果実も適宜間引き、健全に育てます。肥大する果実が多くなってきたら、半月に1回ぐらい化成肥料と油かすを追肥します。
 果実は短縮した茎の各節に付き、開花後の肥大は早いので、長形果種は長さ20cmほどに、球形果種は径6~8cmぐらいになったら遅れずに収穫しましょう。
 ハウス栽培では早い時期には雄花を探して人工授粉することが必要ですが、露地栽培では昆虫が活動するので、放任しておいてもよく実止まりします。降雨が続いたりして多湿になると、花弁がしおれて果実に付き、腐ることがあるので、花弁を早めに取り除きます。
 代表的な食べ方はトマトやナスなどと一緒に煮込むラタトゥイユ。油で一度炒めてから煮込むとカロテンの吸収も良くなります。
 簡単なのは輪切りにしてバターで炒めてチーズの付け合わせに。ゆでて塩とレモン汁を振ってサラダに。縦に薄く切って帯状にし、ゆでてサーモンやトマトなど彩りの良い材料を巻きオードブルに。その他グラタン、唐揚げ、ガーリック炒めに、さらには開花中の花弁を花ズッキーニにと、用途は限りなく広がります。


※関東南部以西の平たん地を基準に記事を作成しています。

『JA広報通信』より引用

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